2016年12月21日水曜日

冬至に柚子湯

師走も半ばを過ぎ、今年もあとわずか。
板室の長い冬も少し日差しでやわらぐ本日は、柚子湯です。



冬至は一年で最も日が短い日。という事はすなわちこれから日が長くなっていく、
すなわち命が蘇ってくる良い兆しという事です。
太陽風呂にはさんさんと降り注ぐ命の光。さわやかな柚子の香り。
陽の気で充ち溢れています。


柚子湯には本来運気を上げるための禊という意味があったそうです。
柚子の強い香りのもとには邪気が起こらないという。

もちろん柚子の芳香によるリラックス効果、皮のエキスによる美肌効果もあります。
普段のお湯に比べて温かさも長く続くとのこと。
地元の柚子農家さん、また万葉柚子の会さんから香りの素晴らしい柚子を
いただいています。



板室の温泉はぬる湯なので長湯ができ、柚子湯のここちよさもゆったりと味わうことができます。
悪い運が逃げていき、温かくてよい運がやってくるかもしれませんね。