2015年8月26日水曜日

第149回 音を楽しむ会

今回の音を楽しむ会は、ヴァイオリンの青木高志さんでした。
共演は昨年に引き続き、ピアノの秦江里奈さんです。


ヴェルディ、プッチーニ、バッハどなどクラシックの名曲から、「アナと雪の女王」「トイ・ストーリー」などで人気高いディズニーの曲まで、幅広い年代の方々に楽しんでいただける内容でした。
途中、秦さんのピアノソロもあり、ショパンの「幻想即興曲」を演奏されました。


本日の板室は急に涼しくなり、外は静かに雨が降っていました。伸びやかな音色がいっそう映えます。




次回の音を楽しむ会は記念すべき第150回目となります。
9月26日(土)大黒屋歌劇団の登場です。お楽しみに!

2015年8月18日火曜日

羽生野亜 アートを語る会

本日現在個展を行っている羽生野亜さんの
アーティストトーク「アートを語る会」が行われました。


大学卒業後、デザイナーとして働いていた時に感じていた違和感を原点に、
木工作家として独立。木工作家としてはスタートが遅かったという羽生さんの
「自分だから作れるもの」の探求についてお話いただきました。


木工の教科書にはのっていない技法、
職人技としては失敗とされるものを作品の表現とする。
最終的には作品から作家の痕跡を消す、「なんでもないもの」に
なっていくという作品。

展示中の「盛器」


「違和感」「失敗」「偶然」という言葉の通り、
自分だからできること、を追求していく羽生さん。
貴重なお話をきくことができました。

会期は8月30日までとなっております。
ぜひ足をお運びください。

2015年8月15日土曜日

栃木県立美術館:渡辺豊重展

ただいま、栃木県立美術館にて
「画楽60年 渡辺豊重展」が開催されています。

http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t150711/index.html


渡辺豊重さんは大黒屋の器の展示室前の庭に「みんなそろってピィーヒャラドン」(1995)を製作していただいています。

「画楽60年 渡辺豊重展」では、本作品のマケット(彫刻の試作のための雛形)が
展示されています。


「芸術にもいろいろあって、悩む芸術もあるかもしれないけれど、
 笑う芸術だってあるわけで、フッと心が和んで
『そうか、明日も生きて仕事をしようか』と思わせることができれば」
「文化圏構想」(大黒屋発行)





「みんなそろってピーヒャラドン」完成時に記念撮影
最前列中央が渡辺豊重ささん


また、1995年、2000年には大黒屋サロンで個展を開催しました。


大黒屋での個展開催前にアトリエにて撮影

力強いエネルギー、鮮やかな色彩。
思わず笑顔になる作品と、
近年の畏ろしさも感じる作品。

充実した展示となっておりますのでぜひご覧くださいませ。(9月23日まで


2015年8月2日日曜日

プレスリリース:羽生野亜展 2015.08.01〜08.30


本日から開始いたしました木工作家羽生野亜の初個展「羽生野亜展」の
プレスリリースを公開いたします。

羽生野亜は1995年に朝日現代クラフト展「奨励賞」受賞ののち、
数々の賞を受賞し、独特の作風で国内外の注目を集める木工作家です。

会場では60点余を展示し、お手にとって触れていただくこともできます。
18日はアーティストトークを予定しております。
栃木県内では初めての紹介となる貴重な機会、ぜひ広くご覧いただきたく存じます。

ご希望の方にはプレスリリースをFAX、メールでもお送りします。
お気軽にお問い合わせくださいませ。

問い合わせ:TEL 0287-69-0226
      FAX 0287-69-0497
      プレス担当 伴内、八木








2015年8月1日土曜日

8月 羽生野亜展

本日から木工作家羽生野亜さんの展示がはじまりました。
大黒屋では初めての個展となります。




ダイニングテーブルや椅子、飾り 棚や盛器など多彩な作品が出品されています。


飾り棚は飾り方や見る角度を限定しません。
壁にかけたり、机に置いたり、床に置いてみたり、
飾る空間や飾る物と合わせて、さまざまに変化させることができます。


盛器の原型となる板(左)と完成した盛器
木の姿そのものに見える形はすべて野亜さんが
叩き、削り、剥ぎ、染めることで完成したものです



使うことでさまざまな味が加わり深みを増していく作品
大黒屋で長年使っていた作品と新しい作品が空間に同居しています


羽生野亜さんの在廊日は18日、
20:00〜アーティストトークも予定しております
ぜひお運びくださいませ