2017年7月17日月曜日

夏の恵み 梅の収穫

7月に入りました先日、木庭「風の耕路」の梅の木に実った梅を収穫しました。



私たちは大黒屋を包む自然の恵みを逃しません。梅雨の雨で傷む前に収穫です。





春先に白い花をたくさんつけて目を楽しませてくれるサロン前の白梅の古木。
上から下まで葉の間に沢山の実が生ります。



今年の梅の実は1つぶ1つぶが大きく、収穫しごたえがあります。



1つ1つ丁寧に、上の方に実った実は棒でつついて落とします。



たくさんとった梅は梅干しにして、8月5日の盛夏の餅つきの際に赤い色も鮮やか、
爽やかな風味の「梅餅」にしてお出ししています。

日本人の心の味、梅はこれから暑くなる夏の楽しみです。

2017年7月5日水曜日

7月7日 七夕・乞巧奠 五節句の楽しみ

来る7月7日は七夕、日本5節句で乞巧奠(きこうでん)とも呼ばれます。



七夕は彦星と織姫が1年に1度会うという織姫・牽牛伝説で有名。
大黒屋でも7月1日からお庭に笹の葉を出してみなさまのお願い事を飾っています。



機を織る織姫にちなんだ糸車の横に短冊が。
空気がきれいな板室の上空は、晴れると満点の星空。願い事も星に届くかもしれません。



乞巧奠とは7月7日に織女に手芸上達を願う祭りでもあり、技芸の上達を祈るとご利益が
あるともされていました。里芋の葉の梅雨で墨をすると習字が上達するといい、
7枚の梶の葉に歌を書いてたむけたり古くは短冊の代わりにもなりました。




「梶の葉」=カジノキの葉をご存知ですか?こんな形をしています。
7日七夕の夕食の器に1つ、梶の葉が敷かれています。七夕の夜にお泊りの方、
探してみてください。


新暦の7月7日が現在の七夕ですが、大黒屋では旧暦の8月7日にも七夕をします。
8月1日からまた笹がお庭に飾られますので、どうぞお楽しみに。

深い自然に包まれた大黒屋では、日本古来の五節句二十四節気を大事にして
過ごしています。それぞれの節句にはさまざまな行事も。
人日(1月7月)は七草粥、端午(5月5日)は柏餅と菖蒲湯など…

四季折々、さまざまな楽しみをぜひ体験してください。

2017年7月1日土曜日

7月大黒屋掘り出し市

本日より、大黒屋サロンにて「大黒屋掘り出し市」を開催しております。



2012年の第1回に大変ご好評をいただきました堀りだし市、2回目の開催となる今回も
絵画、器、花器、アクセサリーや服飾雑貨などさまざまな品を出品しております。



金継ぎをほどこしたもの、大黒屋で昔つかっていた器など…。
どれもお値打ち価格で並んでいます、思わぬ掘り出し物に出会うかも。



ぜひ手にとってご覧ください。

7月に入り、もう少しで七夕。お願い事を下げる笹をお庭に出しました。



飾り、短冊は手作り…みなさまのお願い事が叶いますよう心をこめて
作っております。



7月、蛍も飛んでおりますこの時期に、どうぞお運びくださいませ。

2017年6月30日金曜日

大黒屋オリジナルラベル パンの缶詰 新発売!

那須塩原市で有名なパン・アキモトの「パンの缶詰(PANCAN)」大黒屋オリジナルラベルができました。ショップにて販売しております。


「PANCAN」は、長期保存が可能なやわらかい防災備蓄パンです。特殊な製法で、パンのやわらかさとおいしさをそのままに、37ヶ月の長期保存を可能にしたPANCAN。
誕生のきっかけは1995年の阪神淡路大震災です。パン・アキモトが支援のため被災地に送ったパンが半分以上傷んでしまったという苦い思い出から、「焼きたてのようにおいしく、長持ちするパン」を作るため試行錯誤を重ね、生まれました。

オレンジのジャムを練り込んだ味で、3年経っても焼きたてのおいしさがお楽しみいただけます。温泉をイメージした可愛らしいパッケージで、価格は500円。
ご自宅の備蓄用に、お土産にもどうぞ。

2017年6月26日月曜日

第171回 音を楽しむ会

 
6月の音を楽しむ会は、
北村晶子さん、福田祥子さん、横井香奈さんによるユニット「ル レザン」でした。

ドラマティックソプラノの福田祥子さん。
豊かでパワフルな声種のドラマティック、劇的な感情を表現した大迫力の歌声でした。


 ソプラノリリコの横井香奈さん。
柔らかくしなやかな声種のリリコ、明るく気品ある美しい歌声でした。


ピアノの北村晶子さん。
お二人の歌い手と共に歌うかのように、
寄り添い、響き合う叙情的な音色を奏でていました。


お三方の共通項、「ピアノ」
福田さんは以前ピアニストで現在の声楽に転向し、
横井さんは声楽とピアノを専攻していたそうです。


アンコールの後さらに一曲、三人ピアノ演奏「ラデツキー行進曲」
お客様全員で手拍子をして会場が一体となる、三位一体の素晴らしい演奏でした。





次回の音を楽しむ会は7月26日(水)、ヴァイオリンの青木高志さんです。お楽しみに!

2017年6月19日月曜日

宮澤章 アートを語る会

 現在サロン展示中の宮澤章さんによるアートを語る会が行われました。



  宮澤さんは秋田出身。大学は教育学部で、油絵を描いていましたが陶芸に方向転換しました。油絵は画面に世界観を作るものの、裏返すとただのキャンバス地があるだけで、自身で実感のある制作にできなかったとのこと。教員になるという道もありましたが、父親の反対を押し切り、陶芸家を志したといいます。


 今回の積化象嵌の器の作り方を実際に粘土を使って見せてくださいました。型を当てて底を作り、その上に花器の穴となる部分、中の柱を作ります。それから周囲の壁になる部分をアーチ状にした粘土で少しずつ囲っていき、形が出来ていきます。
 粘土の硬さや渇き具合を見てじっくりと積み上げ、丹念に作られています。


 やきものは、手をかけて育てた子どものようであり、作っていたときの自分の存在の証でもあります。


 インターネットやスマートフォンが普及してきた現代、人はリアル(現実)の世界にいるのか、バーチャル(虚)にいるのかということを疑問に思うそうです。
 電車の中でスマホをずっといじっている高校生。SNSの反応を気にする人。この人達は今どこの世界にいるのか。
 その時 その場所でしか感じられないことがあり、今その瞬間を生きているということ。
 人としてはどちらが幸せなのか。


 実感をもって制作した ひとつひとつに、宮澤さんが生き生きと取り組んできた姿が垣間見えます。
 宮澤さんの陶展は6月29日(木)までです。ぜひお運びくださいませ。

2017年6月1日木曜日

6月 宮澤章陶展

本日より大黒屋サロンにて益子の陶芸家宮澤章さんによる展示が始まりました。


宮澤さんの大黒屋での展示は今回で6回目。宮澤さんの器は夕食のお膳の上でも
みなさまに多く手にしていただいていますが、今回は宮澤さん独自の技法である
「積化象嵌」(せっかぞうがん)の技法によるオブジェの作品を主にした展示です。



ろくろを使わず、粘土を紐状に伸ばして時間をかけて積み上げていく「手びねり」の
手法を用い、流体である粘土の塊を時間をかけながら徐々に「積」む。積み上がった形を
凹凸をなくすように足し、削りながら窪みのない形に「化」けさせる。


さらに表面を削り、削った傷に土を埋め込む「象嵌」を行うことで滑らかな
肌合いながら長い時間を経てきたような独特の肌合いを感じさせる焼き物に
仕上がります。その独自の過程を「積化象嵌」と表現しています。


今回のオブジェは単純な筒の構造ではなく、空いている穴の中にも焼き物の
肌が続いていく二重の構造になっている点で、見た目よりも軽く複雑な構造を
持っています。その制作過程はSFの構造物を作っているようだとも言います。



生活の器よりもより自由に楽しみながら制作することができるというオブジェ作品の数々。その肌合いや目の前にした時の構造の不思議さも合わせてぜひご覧ください。

アーティストトークは18日(日)20:00〜を予定しております。
ぜひお運びください。